高本彩オフィシャルブログ／少年犯罪と環境問題

　　　　　http://ameblo.jp/takamoto-aya/entry-10090639426.html
　国際日本文化センターの安田喜憲教授(森と人類、文明の関係の権威)
　──黄河文明(牧畜と小麦の文明)より古い、
　　　　　　長江文明(森と稲作の文明)の提唱者の一人──のテレビ講座より

　脱皮をくりかえすヘビ・頭にヘビを巻いた女神メドゥーサは
　「再生と循環の自然観」を象徴するもの
　キリスト教では、メドゥーサを悪魔のように描写
　蛇を退治するキリストを描いたレリーフなども存在する　
　『ギルガメシュ叙事詩』は粘土板に楔形文字で刻まれた世界最古の叙事詩
　紀元前四千年紀には、原形が成立していたと考えられている
　半神・半人であるウルクの王ギルガメシュは、親友エンキドゥとともに
　青銅の斧を持って、森の神フンババを退治に出かける
　──人類最古の物語は、自然破壊の物語と言えなくもない
　後にギルガメシュは永遠の命を求める旅に出て、最後に
　神が起こした大洪水から箱舟を作って逃げることで
　永遠の命を手に入れたウトナピシュティムに会う
　(これは旧約聖書のノアの方舟の元ネタであるとも言われている
　安田教授によれば、そのような過去でさえ森林伐採によって
　実際に大きな洪水が何回かあった
　そして、それが人口の集中を呼び文明を発生させたと考えている)　　
　ギルガメシュはウトナピシュティムから不死の薬草のありかを聞きだし
　手に入れるが、蛇に食べられてしまう
　　（これにより蛇は脱皮を繰り返すことによる永遠の命を得た）
　安田教授は川を竜(蛇の親玉)に見立てて、再生と循環による自然と文明の共棲
　ドラゴンプロジェクトを提唱　

　映画「魚が出てきた日」みたいに"It's too late"とならないうちに

　少年犯罪の方は、ルドビコ式矯正：Ludovico Techniqueで何とか