台風接近でも時速500キロ リニア実験線を報道陣に公開


台風15号の接近で風雨が強まる中、水しぶきを上げながら走行試験を行う
JR東海リニアモーターカー


JR東海は21日、山梨リニア実験線山梨県大月市―同県都留市、18・4キロ)が延伸工事のため9月末に一時休止するのを前に、走行試験を報道陣に公開した。台風15号の接近で風雨が強まる中、試験車両は時速500キロに達し、関係者は「(雨や風に)非常に強い乗り物だとPRできた」と強調した。試験中の最大風速は22・8メートル、最大時間雨量は25・5ミリだった。